【第3回】天気図で雪が降りそうな場所が予測できる?!

「西高東低の気圧配置で今日はとても寒くなります。防寒対策をシッカリしておでかけしましょう」といったフレーズを聞いたことはありませんか?「西高東低」というのは典型的な冬の気圧配置で、冬になると何度も登場するキーワードです。

この気圧配置は日本の西側に高気圧、東側に低気圧があり日本付近の等圧線がほぼ南北にのびる縦じま模様になることを指します。このとき、北西の季節風が吹くのでシベリア方面から日本に向けて冷たい空気が流れ込み日本海側では雪、太平洋側では晴天のお天気になる傾向があります。

■西高東低にも種類がある
西高東低の気圧配置には「山雪型」「里雪型」の2種類があり、気象庁では下記のように定義されています。

山雪:山地に比較的多く降る雪
里雪:山地に加え平野部でも多く降る雪

山地で主に降るのが山雪型、平地でも降りやすいのが里雪型です。この二つの違いを知っているとどこで雪が降りやすいのかがわかります。

■「雲」のできる場所がポイント
山雪型は強い季節風が日本の山にぶつかり山の斜面に沿って空気が上昇。その上昇気流によって雪雲が次々に発生し、山沿いに雪を降らせます。
(山雪型概念図をご参照ください。)
一方、里雪型は「西高東低」ではあるものの等圧線が日本海で袋状になっています。
袋状の上空には非常に冷たい空気がいるため、大気の状態が不安定で雲が発生。その結果、日本海上で雪を降らせる雲があるので、山にぶつからなくても平野部で雪を降らせることが可能なのです。里雪型は平地でも雪を降らせる気圧配置であることから、日本海側の市街地で暮らす人にとっては街中で大雪が降るかどうかは里雪型を見極めるとよいでしょう。
(里雪型概念図をご参照ください。)

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山雪型概念図 出典:松江地方気象台ホームページより

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里雪型概念図 出典:松江地方気象台ホームページより

■「山雪型」「里雪型」を見分けてみよう
西高東低の気圧配置で等圧線が縦じま模様の時は「山雪型」、一方で里雪型は前述したように西高東低の気圧配置で等圧線が日本海で袋状に膨らんでいる状態です。

「西高東低」の気圧配置というキーワードを見かけたら天気図をチェックしてみましょう。里雪型の気圧配置をしていたら平野部でも雪が降るかも。要注意!というようにお天気予報をすることができますね。
普段見ている天気予報にプラスして天気図も活用してみるのはいかがでしょうか。

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2018年1月25日 山雪型(左図)、2018年2月6日 里雪型(右図)
出典:気象庁

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